なんとなくすっきりしない日が続く場合、もしかしたらセロトニン不足かもしれません。
まず朝の行動をチェックしてみるといいでしょう。
セロトニンは、脳内の神経伝達物質のひとつで、ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し
精神を安定させる働きがあります。 参照 e-ヘルスネット(厚生労働省)
このセロトニンは以下の物質から合成されセロトニン神経から分泌されます。
・トリプトファン→必須アミノ酸のひとつ、体の中では作り出せないため食物からとる
ことが必須となります。魚、肉、大豆製品、卵、ナッツ、バナナなど
・ビタミンB6→トリプトファンからセロトニンが合成されるために必要です。魚(特に
サンマやイワシなど)、肉、レバー、バナナなどに
・炭水化物→トリプトファンが脳内に取り込まれるのを助けます。穀類やいも類、果物、
砂糖など
セロトニンは特にストレスに対して効果があり、ご自身の体内で生成されるものです。
セロトニンが不足することで慢性的な疲労感やイライラ、意欲の低下など感じるように
なります。
そこで起床後に以下を意識して行うことをお薦めします。
・カーテンを開けて朝日を浴びる→日光を浴びることでセロトニンが分泌されます。
・適度な運動を行う→一定のリズムの運動でもセロトニンが分泌されます。
・朝ごはんをしっかり食べる→ゆっくりよく噛んで食べることでセロトニン神経を刺激
します。
セロトニン神経は、日光を浴びることと適度な運動で活性化されます。朝、少し早く起き
てリラックスした状態で朝日を浴びながら毎日15分程度のウオーキングし、ゆっくり朝ご
はんを食べると毎日の活力が変わってくるかもしません。また、食事はバランス良く色々
な食物を食べることが大切なので特定の食物や栄養素に偏らないように気をつけましょう。
by Y