今年は、4年に1度のうるう年で平年の365日より1日多い366日です。そのため、2月29日は4年に1度しかありません。
そこで、うるう年について改めて調べてみました。
うるう年は漢字で「閏年」と書き、「閏」という言葉には、「平年よりも日数や月数が多い」という意味があります。
地球が太陽の周りを1周するのにかかる日数は、365日ぴったりではなく、365日よりおよそ1/4日長い365.2422日(365日5時間48分46秒)です。毎年365日にしてしまうと徐々に季節と暦がずれてきてしまいます。このずれを調整する必要があって設けられたのが、うるう年です。
しかし必ずしも4年に1度ではないようです。グレゴリオ暦では、「西暦が4で割り切れる年をうるう年とする」また「西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年は平年とする」と定められているので、1900年、2100年、2200年はうるう年になりません。このグレゴリオ暦がローマ教皇グレゴリウス13世により1582年に制定され、日本では、明治6年(1873年)から始まったそうです。
現在ではあたりまえになっていることですが、何百年も前にこのように細かく制定されていたことに改めてですが驚きました。 by.A